Thai Beverage(タイ王国最大のアルコール飲料メーカー)はSingha(タイのビール生産企業)もベトナム第一のビール企業Sabecoの株を買収する要望があり、Thai Beverageは近く10億ドルで株買収の申し込みをする。
Thai Beverageはサイゴンビール・アルコール飲料総会社Sabecoの株40％を買収する意向がある。Thai Beverageは1株8万ドン(約444円)で、SabecoのOTC市場(相対売買市場)の価格より60％高い価格で買収したいと商工省のある官僚が話した。
現在、Sabecoの89％の株は政府が所有している。上記の官僚によると、SinghaグループもSabecoに対する関心を表した。しかし、Singhaの詳細要望については官僚は話さなかった。
ThaiBevについて、ThaiBevの代表者は商工省大臣Vu Huy Hoang氏とSabecoとの取引について商談した。大臣はSabecoの会長Phan Dang Tuat氏と商談したほうがいいとThaiBewに勧めた。ただし、取引交渉のスタート決定はNguyen Tan Dung首相次第である。
ベトナムのビール市場は潜在的な成長率がある。Euromonitorのデータによると、昨年(2014年)、タイ人はビール19.3億リットルを消費した(2013年の19.7億リットルと比べて減少した)。それに対して、商工省によると、ベトナムで消費したビールは32億リットルであり、8％増加した。今年、ベトナムでビールの消費量は38.8億リットルであり、9％増加する一方、タイではこの数字は18.9億リットルに減少するとEuromonitorは予測している。
現在、Sabecoはベトナムのビール市場シェアの約46％を監督している。それに対して、ThaiBevはタイの第3位の億万長者Charoen Sirivadhanabhakdi氏の会社である。以前、8月にこの億万長者のBerli Jucker会社はベトナムメトロスーパーマーケットシステムを6.55億EURO(約8.48億ドル)で買収した。
(kinhdoanh.vnexpress.net2015年2月4日)
