日本のインターネット広告代理店のD.A.Consortium(DAC:デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社)は、FPTオンラインサービス株式会社(FPTオンライン)と技術協力および投資の可能性に関する覚書を交わした。覚書はFPTオンラインの会長Thang Duc Thang氏とDACの会長兼CEO、Hirotake Yajima氏により、ハノイで、2月に署名された。
覚書に従って、DACがいくつの技術協力を行い、ベトナムのパートナーであるFPTオンラインがインターネット広告の市場環境を確立することに貢献するという目的に向かっていくことで双方は合意した。そのプロセスの最初のステップとして、FPTオンラインがデータマネジメントプラットフォーム(DMP)に関して、DACから技術協力を受けることとなる。
DAC会長Hirotake Yajimma氏によると、この3年間、東南アジアの市場を調査し、DACはベトナムのインターネット広告の潜在的需要について高く評価している。
DAC は1996年に4人で設立され、現在のは従業員数は2,000人を超える。DAC は、日本で第2位の広告代理店グループであるHakuhodo DY(博報堂DYホールディングス)に属し、JASDAQ証券取引所に上場している。公開されている財務報告書によると、DACの2013年の売上は1,053億円以上(10億ドルと相当)を達成している。それに対して、FPTオンラインはベトナムで第1位のインターネット広告代理店であり、市場シェアは約50%である。
(kinhdoanh.vnexpress.net2015年2月26日)