皆さまこんにちは!
ベトナムでは長い休みが終わり、今週からまた通常通りの生活となりました。
本日はショッピングモールのミニ調査で気になった、ベトナム人の健康意識の高さについて取り上げてみようと思います。
こちら、ホーチミンのPARKSONというショッピングモールに入居していた家庭用運動器具を販売するお店です。
このようなお店が、ホーチミン市内のショッピングモールの大半に入っています!
そもそも、日本でも決して安くはないトレーニングマシーンが、どうして日本よりも平均所得が低いホーチミンで販売されているのでしょうか??
理由①元来の健康意識の高さ
もともとベトナム人は健康意識が高い国として知られています。
野村総合研究所がASEANの5ヵ国で実施した消費市場調査によると、今後お金を使いたい分野において、ベトナムは「医薬品、薬」が60%、「医者、医療サービス」が55.1%、「スポーツや健康増進のための費用」が42.8%となり、他の4ヵ国(マレーシア、タイ、インドネシア、ミャンマー)を大きく上回りました。
また、ホーチミン市内の公園では、備え付けの運動器具で運動する人々が多く見受けられます。
弊社オフィス近くの公園の風景
これらの事実から、ベトナムは潜在的に健康に対するニーズが非常に強い国といえるでしょう。
理由②排気ガスの回避
ベトナムは近年排ガスの問題が深刻化しています。
これだけ大量のバイクが走っていれば空気も汚れるはずです。
ホーチミンの人々はバイクの乗車時に、日本では考えられないようなカラフルなマスクをつけて、排気ガス対策をしています!
このように環境問題が深刻化すると、健康になりたいから運動をしたいのに、運動をすることで排気ガスの害に遭ってしまったら本末転倒だと考える人たちが出てきます。
このような人々が室内でできる運動を選ぶようになり、その方法がジム通いであったり、はたまたトレーニングマシーンの購入であったりするわけです。
健康のためなら高額なトレーニングマシーンさえ購入してしまう、ベトナム人の健康意識の高さと、購買力の高さに驚かされました!
ベトナムの健康関連の市場ははこれからまだまだ伸びていくのではないかと考えられます。
弊社では健康関連の市場調査、及び販売代理店など現地企業とのビビジネスマッチングも承っております。お気軽にお問い合わせください。
ビジネスマッチングチーム:bizmatch@ags-vn.com