9月24日ホーチミン市の定例会議にて、ホーチミン市での過去9ヶ月の社会経済成長はどの分野においても継続的な成長を見せていると発表された。
地方人民委員会によれば、GDPは650兆VND(286億USD)であり、1年で9.1%の成長率である。
小売サービス産業はGDPの約59.7%を占めており、昨年比10.3%の上昇である。産業と建設の分野では約39.9%を占め、昨年比7.5%の上昇をみせた。農業はGDPの約1%を占め、昨年比5.9%の上昇を見せた。
小売とサービス産業の収入は493兆VND(217億USD)以上であり、1年で11%の上昇をみせた。また、原油価格の下落を受け、輸出額は昨年の同時期に比べて5.9%以上の減少を見せ、224億USDとなった。
アメリカ、日本、EU、オーストラリア、シンガポール、ロシアなどの主要市場への輸出は拡大を見せ、中国への依存度は低下した。
年初より、320万人の海外旅行客をホーチミン市は受け入れてきた。これは1年で5%の増加したことを意味し、年間目標の68%に到達している。観光収入は69兆VND(303億USD)に達し、1年で6%増加した。
産業は産業生産規模の拡大と鉱業から生産加工産業への移動割合の増加により、11.85%の年間増加となった。
9月21日時点で、地方当局は、総額23.6億USDに上る404のプロジェクトに対して新しい投資ライセンスを承認した。これは昨年比29.9%のプロジェクト数の増加であり、資本は2.1倍となった。
また、108の既存のプロジェクトは資本投資額を6億4千70万USDまでに引き上げた。
財政省の地方部署によれば、ホーチミン市の財政収入は200兆VND(88億USD)を集め、昨年同時期に比べ、5.49%の上昇を見せた。
地方人民委員会の会長リー・ホング・クワンは、現地企業のための業績改善対策の効率的な導入、緩やかなインフレーション、そして資本障壁を乗り越えたことが功を奏したと述べる。
同氏は安定的な経済成長が今年の残りの月のホーチミン市の最優先目標として強調している。また、関係各署に、ベトナム州立銀行と密接に連携をとりながら、企業経営を推進させて市場の拡大に努めるとともに、インフラ、川の氾濫防止と綺麗な水の供給計画も優先して行っていくように求めた。より効果的に社会福祉政策を導入していく一方で、ホーチミン市はプランニングの迅速化と環境保護と気候変動への対応にも専念していくと同氏は述べた。
http://en.vietnamplus.vn/hcm-city-maintains-stable-economic-growth/82223.vnp (150928)
