南部地域で、数十万ヘクタールの土地で5つの主要な果物の栽培に焦点を当てていると、農業関係者は述べている。
農業省地域課の栽培部門の副長ファム・ヴァン・ズ(Pham Van Du)氏によると、その地域では、37,000ヘクタールの土地でドラゴンフルーツ、22,700ヘクタールでマンゴー、10,500ヘクタールでドリアン、25,600ヘクタールで竜眼、7,800ヘクタールでランブータンを栽培しているという。
去年より果物の輸出は上昇しており、国内の果物生産を奨励していると、ズ氏は述べた。
今年最初の10ヶ月間で、果物の輸出は30%増の、150万ドルに達っした。
地方のインフラが向上すれば、生産や輸送、消費が促進される。また、技術移転や国際基準の適用も生産物の質の向上や市場拡大に役に立つ。
ベトナムの南部果物研究所の所長グエン・ヴァン・ホア(Nguyen Van Hoa)氏によると、高度な技術は生産コストを減らし、技術支援は生産性の向上を促進するという。
当局や科学者、企業、農家などのような利害関係者間のつながりもまた、生産性を効率的に高める。
協同組合や農家のグループが、生産能力と競争力を高めるために設立され、地元農家の収入の上昇につながった。
産業貿易省によると、果物や野菜の輸出は今年の政府の目標である16.5億ドルに達する可能性があるという。
アメリカやオーストラリア、EU、日本のような選択的な市場も含めて、ますます多くの国でベトナムの果物や野菜を受け入れられてきている。
ベトナム果物・野菜協会(Vinafruit)によると、果物や野菜の輸出による利益は近年上昇しており、2010年4.6億ドルから昨年14.7億ドルになったという。
http://en.vietnamplus.vn/five-key-fruits-developed-in-southern-region/85259.vnp (151130)