ニューヨーク市場で、WTI原油価格が34.66ドル/バレルと0.8％増加したと発表されました。
またロンドン市場では、同時に原油価格が36.93ドル/バレルと3％増加したと発表されました
原油価格が上昇したのは、3期連続となります。前日には、原油価格が一日中変動しました。アメリカの原油埋蔵量のデータが発表された後、直ちに原油価格が下落しましたが、その後回復しています。
アメリカのエネルギー情報局(EIA)は昨日、先週のアメリカの原油在庫が10.4万バレルに上がったと発表しました。この値は、ウォール街の専門家の予想数値の260万バレル上昇よりも高い結果となりました。
また、先週末までアメリカの総原油在庫は5.18億バレルを維持しています。総原油在庫が5億を超えたのは、1930年がはじめてでした。埋蔵量が多いのは、Oklahoma州のCushingで、66.3百万バレルあり、全地域の90％を占めています。
最近の原油量に関わる情報は、原油価格の維持に役立っています。
Reutersはサウジアラビアの巨大銀行への借入金申請を発表しました。このことから、サウジアラビアの金融状況が悪化しています。
今週の火曜ロシアのエネルギー大臣は、原油量が平均を超えた際には、大手原油産油国の原油産出を削減することに同意しました。
原油産出量の多い国のみでこの協議が成立している一方で、イランは反対しています。イランは、400万のバレル/日を達する前にエネルギー抽出の活動を拡大するつもりと見られています。
エネルギーの専門家のよると、このグループの原油量が特に高いため、原油量を削減する協議がエネルギー市場に影響を与えるといいます。
また、原油価格が40ドルに達した時に、アメリカのエネルギー企業は産量を上げるため、原油価格が回復する仕組みとなっています。
2016年3月3日(http://vneconomy.vn/thi-truong/tiep-tuc-tang-gia-dau-sat-muc-35-usdthung-20160303060444742.htm)
