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貧困層へ 健康保険加入の勧め

ハノイ‐ベトナムの人口の18%以上のおよそ1700万人が2016年末時点で健康保険に加入していないことが明らかになっている。その多くは労働者、貧困層、学生などである、とベトナム社会保険(VNSI)が発表した。

専門家による報告では、2016年は前年比4.5%増加の7500万人、人口の81%以上が健康保険に加入している予想される。

農林水産業で生計を立てる人々の間では、その人口の4.5%、合計で僅か74,000人しか保険に入っていない。

その主な原因は、企業が労働者の為の保険料支払いを怠ってきたことにある、と専門家は指摘する。その結果、健康保険・社会保険は未発達のままだ。

地域行政との健康保険実施のための協働も効果が得られずに終わり、多くの人々に保健サービスを提供することの難しさを証明しただけだった。

VNSI総長のグエン・ティ・ミン氏は、健康保険法の整備と被保険者の利益拡大によって、人々の保険加入を励行できると話す。

しかしながら保健省が2020年までに実現を目指す加入率90%を達成するためには、制度の変革こそが必要だとミン氏は続ける。

例えば、島や沿岸部に住む貧しい人々には、2年ごとの保険証の更新が免除される、などの案が考えられている。

ミン氏は、VNSIでは全国に健康保険を広げるため、更なる支部の展開を行っていくと話す。また、保険加入が容易になるよう、保険証を認める行政手続きを簡略化することも目指される。

現在63の市や県のうち62までが、国家が掲げる保険加入率の目標を達成している。18の地域は加入率が90%になるよう管理を進めてきた。

最も保険の加入率が低い地域は、ベトナム南東部に位置するビントゥアン省で、68%である。

日付: 2017年2月8日(http://vietnamnews.vn/society/350726/poor-people-encouraged-to-join-health-insurance.html#wHsRJGhoe4VHtODs.97)

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