AGS（AGS JOINT STOCK COMPANY）

2014年概算のGDPは393万7,856ドン(約1,840億米ドル)で、2013年に比べ5.98%成長した。(第一四半期：5.06%、第二四半期：5.34%、第三四半期：6.07%、第四四半期：6.96%)2014年は2012年の5.25%、2013年の5.42%に比べ高い成長率だった。景気回復の兆候か？
業種別にみると、農業・林業・漁業が3.49%、製造・建設が7.14%、サービス業が5.96%成長した。

1人あたりのGDPは2,028米ドル／年、169米ドル／月(為替レート：1米ドル=21,400ベトナムドン)だった。

2014年年初から12月15日までのFDI(海外直接投資)は1,588件の新規投資ライセンス、投資額156億4,260万米ドルが誘致された。2013年の同時期に比べプロジェクト数は24.5%増加、投資額は9.6%増加した。
同時に、594件の増資プロジェクトが投資額45億8,830万米ドルで供給された。
よって、新規・増資併せて投資額は202億3,090万米ドルに達した。これは2013年の同時期より6.5%減少しているが計画より19％高い。2014年のFDI資本金は昨年の同時期に比べ124億米ドルで、7.4%増加、2014年の計画と比べ2.9%多い。

2014年、製造業の海外投資による申請された投資額は144億9,280万米ドル、全体の71.6%である。不動産は25億4,500万米ドルで12.6%、建設は10億5,740万米ドルで5.2%、他業種は21億3,570万米ドルで10.6%だった。

2014年の平均人口は、概算で9,073万人で、2013年に比べ1.08%増加した。
また、出生率は1人の女性に対し約2.09人、男女比率は女性100人に対し男性112.2人、2014年の平均寿命は73.2歳(男性70.6歳、女性76.0歳)だった。
そして、1歳未満の死亡率(1000人の出生に対し)は14.9%、5歳未満の死亡率(1000人の出生に対し)は22.4%であった。

2014年、15歳以上の労働者は約530万人であり、2013年に対し80万人、1.56%増加した。そのうち農業・林業に従事している人の割合は46.6%(2013年：46.8%、2012年：47.4%)、工場や建設現場で働く工員は21.4%(2013年・2012年ともに：21.2%)、サービス業に従事する人は32.0%(2013年：32%、2012年：31.4%)であった。

概算の就業人口は第一四半期は5,252万人(2013年同時期に比べ約61.6万人増加)、第二四半期は5,283万人(2013年同時期に比べ約43.6万人増加)、第三四半期は5,325万人(2013年同時期に比べ約52万人増加)第四四半期は5,347万人(2013年同時期に比べ約67.8万人増加)。

2014年の失業率は2.08%だった。都市部では3.43%、2013年の3.59%に比べ減少し、農村部は1.47%、2013年の1.54%に比べ減少した。

2014年のアンケートによると、プレスクールに通う年齢の子どもの通学率は71.3%、5歳以下の子どもの通学率は96.8%である。小学校1〜5年の通学率はは98.6%である。小学校を修了し中学校への進学率は98.6%、そして中学校を修了し高校への進学率は89.5%と下がる。

2014年のおわりには、1,340校の職業訓練校があった。そのうち大学は165校である。

2014年ベトナムを訪れた外国人は787.4万で2013年に比べ5.4%増加した。そのうち観光目的は476.2万人、ビジネス目的は132.1万人、親戚を訪ねる人は134.7万人であった。
日本人の来越は、64.7万人で2013年より7.3%増加した。

2014年、25,322件の交通事故があった。8,996人が死亡し、6,265人が負傷、18,152人が怪我をした。2013年にと比較すると交通事故数は13.8%減少、死亡者数も4%減少した。