観光総局の統計によると、2017年7月のベトナムへの外国人観光客数は103.6万人を超え、先月比で約9.2%、前年同月比で21.1%増加した。最多の増加率は24.3%増加したアジアからの観光客であった。
今年の1月からの7ヶ月間で訪越外国人観光客数は700万人を達成し、前年同期比で28.8%増加した。外国人観光客の訪問方法の最多は空路で、次に陸路と海路で来越した。
また、今年の1月からの7ヶ月間でベトナムへのアジア観光客数は536万人を達成し、前年同期比で33.4%増加した。
最多は、全体の約20~25%(200.2万人)を占める中国人観光客で、前年同期比で51%増加した。彼らに人気の観光地はクアンニン、ダナン、ニャチャンである。
中国のお隣の韓国からも近年のベトナム投資ブームを受け、観光客数が増加しており今年の1月からの7ヶ月間で100.26万人を超え、前年同期比で46.8%増加した。また日本、台湾、マレーシア、タイの観光客数も増加した。
ヨーロッパからの観光客数は約100.1万人であり、前年同期比で22.2%増加した。中でもロシア人観光客は40.3%増加した。
南北アメリカ大陸からは約50.5万人がベトナムを訪れ、10.6%増加した。その中でも、半分以上を占めたのがアメリカ人観光客で37.77万人が来越し、9.5%増加した。
オーストラリア人観光客は24.5万人で、前年同期比10.8%増加した。アフリカからの観光客は34%増加し、約1.49万人来越した。
隣国のタイでは最近、中国人観光客のゼロドルツアーの管理を強化した。タイ政府は観光産業の長期的発展のために、大量消費する中国人富裕層の観光客を引き付けようと計画している。しかし、ゼロドルツアーを管理した現在、中国人観光客数が激減しており、中国人富裕層が観光に来るまで経済的痛手は暫く続きそうだ。
日付:2017年8月3日(http://vneconomy.vn/thi-truong/du-khach-trung-quoc-nga-sang-viet-nam-tang-vot-20170730121442859.htm)