AGS ホーチミン事務所の渡邊です。
海外進出を検討している企業や既にしている企業、多くの企業にとって、
現地のホテルはビジネス目的でも利用できる、非常に重要な場所ではないでしょうか?
宿泊目的のホテル事情は、口コミ等で検索することができますが、
ビジネス目的でのホテル利用は、分からないことも多いものです。
そこで今回私は、ベトナムのホテルを訪問し、下記3点を調査してきました。
調査対象
今回調査をしたのは、ホーチミン市内にある7件のホテルです。
①ビジネスでの利用客は?
調査をする中で、共通して利用が多いと回答があったのは、日系企業、韓国企業、欧米系企業でした。「欧米系企業」の中には、複数の国が含まれることから、やはり日系、韓国企業はベトナムに積極的に進出しているため、ホテルもビジネス目的で活用し、展開を進めていることが推測されます。
また、あるホテルではシンガポールや台湾の企業の利用もあるとのことで、ベトナム、特にホーチミンの国際化を感じられました。
②具体的な利用方法は?
ビジネス目的とはいえ、その使い方は実に多様です。以下は、主な目的です。
- トレーニング(企業研修)
- ミーティング
- 商品紹介
- 商談会
- 展示会
日本とそう変わらず、不自由のない利用ができるのではないかと感じられました。
③繁忙期はいつ?
実際に利用する際に気になる点の一つは、繁忙期ではないでしょうか。ホテルによって繁忙期に差はありますが、共通して混雑していると回答をいただいたのは、11月ー2月でした。
大きな部屋ではビジネス以外に結婚式や宴会など、使い方の幅がより一層広がります。
その結果、忘年会・新年会シーズンということもあり、11月ー2月にかけてが混雑するようです。ちなみに、ベトナムでは旧正月(テト)を祝う習慣があるので、年によっては旧正月の元日が2月になることもあります。そのため、2月に忘年会や新年会が集中することがあります。
余談ですが、ベトナムの結婚式は、200人、300人と招待し、大きな結婚式を挙げるのも珍しくはないそうです。
訪問したホテルは、それぞれ魅力的で、訪問するだけでも非常にわくわくしました。
素敵なテラスのあるホテル、昔のホーチミン市内の写真を飾っているホテル、スタッフがアオザイを着ているホテルなど非常に魅力的でした。
場面や目的に合わせて、ホテルの雰囲気に注目するのも、いいかもしれません。
本日は以上になります。お読みいただき、ありがとうございました。