計画投資省は2015年3月1日から外国投資に関する国家情報システムを正式に運用すると発表した。このシステムの使用は外国投資に関する国家管理機関、および、ベトナム全土の外国直接投資(FDI)による全ての企業が必須となる。
3月1日から、投資ライセンス申請書類を提出する前に、外国投資家は投資プロジェクトの情報をすべてオンラインで申告することとなる。FDI企業は上記のシステムを使用し、管理機関にオンラインで業務を報告する。
地域の各FDI管理機関はシステムに送られてくる投資ライセンスの申請・発行・修正・回収に関するデータ、また、ライセンス・法的文書をアップデートする。
このように、このシステムはベトナム全土のすべてのFDIプロジェクトのデータベースを提供し、このデータベースを通して、外国投資に関する国家管理機関は迅速に管理活動を実施でき、中央から各地方までの管理活動の統一性を確保できる。
その他、使用者は外国投資に関する国家情報システムを通して、規定を基いて公開されたデータベースの情報を検索できる。
計画投資省は各省・市の人民委員会にオフィシャルレターを送り、地域のFDI管理機関に対し、関連公務員や管理対象となるFDI企業にシステムの使用方法のトレーニングを実施することを伝えた。
各省の計画投資局は人民委員会のアカウントを受け取って管理し、定期的に地域の外国投資状況を計画投資省に報告する。
地域のFDI管理機関は同機関の管理アカウントを受け取り、システム管理者を指定し、指定したシステム管理者に関する情報を計画投資省の外国投資局に報告する。
(baodautu.vn/2015年2月26日)