皆さん、こんにちは。AGSホーチミン事務所ビジネスマッチング部の宮本です。
先々週末、プライベートでダナン(ベトナム中部の街)に行ってきたのですが、まさかの台風で週末は終始、強風豪雨。折角、きれいな海を見に行ったのにほとんどホテルに缶詰め状態でした。
それはさて置き、ダナンへはタンソンニャット国際空港から国内線を利用して移動しました。
いつも出張でベトナムに来る際は大阪とホーチミンの往復だったので、ベトナム国内を飛行機で移動するのは初めてでした。国際線ターミナル乗り場と国内線ターミナルは徒歩10分ぐらいの距離です。ホーチミン市内から空港まではいつもと同じようにタクシーで向うのですが、乗車時にタクシーの運転手に国内線に行きたい旨を伝えないと外国人=国際線のイメージなのか国際線に連れていかれます。
「国内線」に該当するベトナム語が分からなかった為、運転手には英語で「エアポート、ドメスティック(国内線)」と言うと案外通じて驚きました。外国人の空港利用客がお多いためか、それくらいの単語は通じるようです。
ちなみに、ベトナム語で国内線は「Nha ga quoc noi(ニャ ガ クォク ナイ)」です。
日本では、国内線と言うと国際線より搭乗手続きが簡単でスムーズに搭乗でき、1時間前くらいに空港に到着していれば十分間に合うイメージですが、こちらでは少し事情が違うようです。
私も出発当日にAGSのスタッフから聞きましたが、タンソンニャット国際空港では、時々、国際線より国内線の方が手続きに時間が掛かるようです。
国際線は海外からの利用客が多く、空港についての国際的な評価に直接繋がる為、整備が進められているようですが、国内線の整備までは手が回っていないことが背景にあるようです。
実際、同空港は2015年、世界の空港ワースト8位に入っており、空港関係者も国際線の整備についてはかなり気を使っているのではないでしょうか。
http://www.viet-jo.com/news/tourism/151019045350.html
そんな事もあり、国内線の整備までは手が回っておらず、国際線より時間が掛かってしまう事があるようです。
写真は私が先日、国内線を利用した際のセキュリティゲートの様子です。利用客が多い割にゲートの数が少なく、そこに長蛇の列ができていました。私が列に並び始めてからゲートを通過するまでは約30分掛かりました。事前に国内線の事情を教えてもらっていたので、空港には2時間前に到着しており、余裕を持って搭乗できたのですが、もし日本の国内線の感覚で空港に向かっていたら搭乗できていなかったかもしれません。
このようにベトナムにおいては国内線においても少し時間に余裕を持って行動した方が良さそうです。
今回はベトナムにおける国内線事情についてご紹介でした。最後までお読み頂きありがとうございます。