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AGSリーガルインターンの鶯です。
今回はベトナムで弁護士になる方法を紹介したいと思います。
まず日本の場合について確認したいと思います。
日本で弁護士になりたい場合は、法科大学院を卒業もしくは予備試験に合格した後に、司法試験に合格する必要があります。
司法試験に合格しても、すぐに弁護士になれるわけではありません。
司法修習があります。
1年司法研修所で勉強して卒業した後に、晴れて弁護士になれるのです。
日本では裁判官、検察官、弁護士のいずれかになるのが正式に決定するのは、司法修習の後です。
それまでは、どれを希望していても同じ過程をたどります。
一方、ベトナムではどの職業に就くかで進路は変わってきます。
ベトナムで弁護士になるには、法学士を取得後、弁護士業務研修施設で12ヶ月の研修を受けて試験を受けます。
その試験に受かった後弁護士事務所で12ヶ月実務修習し、卒業試験に合格すれば弁護士資格を与えられます。
裁判官と検察官になるには、法学士を取得した後中央や地方の機関に採用されなければなりません。そこで法律活動に一定の期間従事した後に、裁判官や検察官に任命されます。
裁判官や検察官になるには、親族に関係者がいることや親が高い地位を持っていることが影響するようです。そうでない人もなれるようですが、後ろ盾がない分厳しい道のりになります。
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