Search

大手流通グループイオンがベトナムのスーパーマーケット2社と資本・業務提携

20150129_aeon_mall4JijiWEB(時事通信社)によると、日本の大手流通グループイオンは東南アジア市場で事業活動を促進するため、ベトナムの2つのスーパーマーケットに出資した。イオンはFivimartの株式30%、および、Citimartの株式49%を保有する。現在、この2つのスーパーマーケットの代表者から外国パートナーのイオンに株式を譲渡することについての発表が未だにない。

 2014年年末、イオンとCitimartは経営協力の手続きを完了した。Citimartの新名称はAeonCitimartに変更される予定である。Citimart主席Lam Minh Huy氏によると、戦略パートナーとなった後、イオンはCitimartの管理システムの変更に着手し、ブランド構築をサポートする。その他、両社がベトナムおよび日本で商品を同時に開発し、将来的にスーパーマーッケト数を増加させる。

 Citimartは1994年に設立され、Dong Hung商業サービス有限会社に属する。現在、Citimartは約30店舗をハノイ、ホーチミン、フンイェン、ニャーチャン、ビンズオン、キエンザンの6つ省・市に展開している。

 その一方、Fivimartは2007年に設立され、Nhat Nam株式会社に属する。店舗はハノイに18店舗あり、2020年までの目標はベトナム全土に30店舗としている。

 イオンは2008にベトナム市場に参入し、成長しつつあった。最初、イオンはTrung Nguyenと合弁で、G7-Ministopコンビニストアを設立した。イオンはホーチミン市やビンズオン省にオープンした2つのイオンモール、および、Long Bien区(ハノイ市)に今年オープン予定のイオンモールに投資した額は5億ドル以上である。来年、Tan Binh区(ホーチミン市)にもイオンモールを開業予定である。

 イオンの目標は2020年までにベトナム全国に20店舗のスーパーマーケットおよびショッピングセンターを開業することとしている。なお、全世界で、イオンは16,500店舗のショッピングセンターを運営している。

(kinhdoanh.vnexpress.net2015年1 月28日)

Japan
Vietnam