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ポーランド食肉産業がベトナム市場へ参入

15042102ポーランド食肉産業連合会(UPEMI)はベトナム市場の赤肉の消費力の高さに注目している。

4月21日、UPEMIはフード&ホテルベトナム 2015ホーチミン市フェアに参加し、ポーランドの赤肉製品の広告活動を行った。この連合会メンバーの40社の企業は、ベトナムでの豚肉・牛肉・鶏肉の輸出ライセンスが供与された企業である。

UPEMIのAgnieszka Rozanska会長は、「ポーランドにとってベトナムは赤肉を輸出する上で巨大な市場である。早い段階でベトナムへの赤肉の輸出が5%増えることを予想している。しかし、最も重要な目的はベトナム消費者にポーランドの赤肉の品質の良を知ってもらうことである。」と述べている。

ポーランド牛がベトナム市場で人気のあるオーストラリア牛やアメリカ牛にどのように対抗していくかという質問に対しては、「現在、私たちはベトナムで人気となったアメリカ牛やオーストラリア牛に価格で対抗する術はないので、初めは顧客をターゲティングして販売していく。」と答えた。

UPEMIのターゲット顧客は食肉を加工するレストランやホテルである。理由は、人口約9千万人のベトナム市場では新鮮な豚肉や牛肉(冷凍していない)が支持されるためである。

また、Agnieszka Rozanska氏は、肉の輸入関税はすぐに引き下げられることはないが、ベトナムが関税を徐々に撤廃していくことで、輸入関税も徐々に引き下がると予測している。

UPEMIの統計データによると、ベトナムのヨーロッパからの牛肉の輸入額は、2014の第三四半期に、330万ドルに達した。この額は昨年同時期と比べて7倍の増加である。

(kinhdoanh.vnexpress.net2015421日)

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