ベトナムビールアルコール飲料協会(the Vietnam Beer, Alcohol and Beverage Association (VBA))によると、食品・飲料分野は年間7~8%の堅調な成長率のもと、発展に向け大きな可能性を持っている。
人口が9000万人以上となり、食品・飲料分野は中心産業として国の経済に著しい貢献を果たす、と協会の会長であるグエン・ヴァン・ヴェト(Nguyen Van Viet)氏は述べた。
9月9日ホーチミン市で開催された第19回 国際食品飲料・食品加工・包装技術・機器展示会(International Exhibition on Food & Beverage and Food Processing & Packaging Technology & Equipment)の開会式でヴェト氏は、多くの国内と海外の企業が可能性のあるマーケットを持つ食品・飲料分野に投資する機会を探している、と述べた。
昨年、飲料産業は国家予算に対して25.78兆ドン(11.4億ドル)以上寄与しており、40万人の労働者に対して雇用を生み出した。食品・飲料分野の国内企業の最大の困難は、地域統合に対する準備がまだできていないことであると、氏は述べた。彼は加えて、国内企業は国際市場に進出しつつ、テクノロジーや機器に対して投資を増加させる必要がある、と述べた。2015年度の国際食品・飲料・包装展示会(The Vietfood & Beverage- ProPack Vietnam 2015)では、エジプトやインド、ポーランド、ベルギー、台湾、デンマーク、ドイツ、韓国、インドネシア、イタリア、リトアニア、マレーシア、南アフリカ、日本、スペイン、タイ、トルコ、中国、オーストラリアを含む20の国と地域で添加物と栄養補助食品を生産する、350の国内・海外製造業者と企業が参加した。展示会ではアルコール、飲料、缶食品、コーヒー、乳製品、ダイエット食品、食料添加物、冷凍食品、インスタント食品、有機食品、茶、ビタミン、栄養サプリメントが展示されていた。タンビンエキシビション&コンベンションセンターで行われた4日間のイベントは、工商省(Ministry of Trade & Industry)の下、商業展覧会広告株式会社(Vietnam National Trade Fair and Advertising Company)主催、ホーチミン市食糧・食品協会(HCM City Food and Foodstuff Association)、ベトナムビールアルコール飲料協会、ベトナム茶協会(Vietnam Tea Association)の協力の下で開催された。