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Viglaceraがフートォ省にフーハ工業団地を着工

1502260201 投資ライセンスの発行から2ヶ月後の2月26日の朝、ベトナムViglacera-CTCP総会社はフーハ工業団地プロジェクトの第1期工事を着工した。

 フーハ工業団地の第1期工事の面積は350ha、、フートォ省のHa Thach村・Ha Loc村・Phu Ho村・Phu Tho村に渡る地域に位置している。このプロジェクトは首相より可決され、2015年から2020年までの優先開発工業団地リストに入っている。この工業団地の建設プロジェクトへ合計1.73兆ドン(約96.11億円)を投資し、複合産業、ハイテク電子産業、先端建築材料、食品加工、飲料、産業機器、薬品などの製造業の誘致を目指す工業団地である。

 フーハ工業団地の大きなメリットは交通の面にある。この工業団地はホーチミン通りやノイバイ~ラオカイ高速道路までの距離は300m、国道2号線までの距離は約1kmしかない。ハノイまで70km、ハイフォン港まで170km、Cai Lan港(クアンニン省)まで200kmの位置にあり、陸路で製品を輸出入する企業に対してのひとつのメリットでもある。

 特に、フーハ工業団地は戦略的な地域に位置し、バックニン省、タイグエン省、ハイフォン市などに生産工場がある投資家の生産規模拡大の需要に対応可能な工業団地といえる。

 例えば、フーハ工業団地からサムスン・タイグエンやサムスン・バックニンの工場までは、車でノイバイ~ラオカイ高速道路を使うと1時間半の距離に位置している。この立地メリットを生かすことにより、各工場との移動時間や物流時間を半分以上短縮できる。

 また、フーハ工業団地の土地の賃貸価格は周辺の他の工業団地と比べ割安である。周辺の他の工業団地の土地の賃貸価格が60-65USD/m2であるのに対し、フーハ工業団地は35-40USD/m2と予測されている。

 着工式で、フートォ省の工業団地管理委員会はベトナム企業1社に投資ライセンスを発行した。また、TCT Viglacera-CTCPと日本企業1社が契約締結式を行った。この二つの企業はフーハ工業団地に工場を設立する最初の企業となる。この二つの工場の立ち上げにより、約3.300人の新規雇用が見込まれている。

 フーハ工業団地への投資開発により、Viglaceraの工業団地プロジェクト件数は7件となった。投資面積の合計は約2.250haに達している。投資開発済みの6つの工業団地は、Tien Son工業団地(バックニン省)、Yen Phong工業団地(バックニン省)、Thuan Thanh工業団地(バックニン省)、Hai Yen工業団地(クアンニン省)、Dong Mai工業団地(クアンニン省)、および、Phong Dien工業団地(トゥアティエンフエ省)である。

(batdongsan.baodautu.vn 2015年2月26日)


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