2015年2月時点で、日本はベトナムへ投資国上位3か国の1つであり、進行中のプロジェクトは2,556件、投資額合計は約373.7億ドルである。
2015年年初2ヶ月で、日本投資家はベトナムに新規投資プロジェクト25件、追加投資プロジェクト17件、投資額合計約1.7億ドルを投資した。日本は、イギリス領ヴァージン諸島、韓国に次ぎ、第3位の投資国である。
現在まで、日系企業はベトナムの製造・加工業に最も多く投資し、製造・加工業に関するプロジェクトは1,316件、投資額は311.1億ドル(日本の投資額合計の83.3%を占める)である。第2位は不動産業であり、投資額16.6億ドル(投資額合計の4.5%)、第3位は建設業であり、投資額11.7億ドル(投資額合計の3.1%)である。
日本はベトナムの49の省・中央直轄市の63か所に投資している。そのうち、タインホア省は日本投資家から最も多くの投資を誘致し、投資額96.8億ドル(日本の投資額合計の26%)である。第2位はハノイ市であり、プロジェクト件数636件、投資額40.8億ドル(投資額合計の10.9%)である。
日本からベトナムへ投資している大規模プロジェクト:
*ニソン(Nghi Son)石油精製有限責任会社のプロジェクト:このプロジェクトはタインホア省の二ソン経済区に投資し、投資額は90億ドルである。
*株式会社ブリヂストンのベトナム子会社であるブリヂストン・タイヤ・マニュファクチュアリング・ベトナムリミテッド・ライアビリティ・カンパニー(BTMV)のプロジェクト:このプロジェクトはハイフォン市のディンブー工業団地に投資し、投資額は12.2億ドルである。
*Becamex Tokyu有限会社のプロジェクト:このプロジェクトはビンズオン省に投資し、投資額は12億ドルである。
(fia.mpi.gov.vn2015年3月13日)