>世界第2位テレビ生産企業、LGエレクトロニクス(韓国企業)は生産効率の向上、コスト節約のため、今年、テレビ生産をタイからベトナムへ移転する予定。
タイにおけるLGエレクトロニクスのマーケティング社長Nipon Wongsaengarunsriは東南アジアにおいて韓国のテレビ生産工場の規模と同等で、新機械を設置できるテレビ生産場所を希望している。Nipon氏によると、現在、LGは毎年タイでテレビ約60万台(価値は約2.43億ドル)を生産し、材料や部品などの大半分は中国から輸入している。
そのため、中国から材料や部品などを輸入するには何週間もかかっている。それに対し、ベトナムへ輸入する時間は約1週間のみ。「4月末~5月初めごろ、テレビ生産工程をベトナムへ移転する」とNipon氏は話した。
ソウルにおけるLGエレクトロニクスの代表者によると、タイのテレビ生産工程の規模はかなり小さい。そのため、ベトナムにおける二つの工場(フンイェン省やハイフォン市)を一つにする予定。Niponによると、タイにおけるテレビ生産工場の労働者200人はバンコクから176km離れるRayong工場のほかの工場に移動される。タイのLGは現在、労働者約2,000人は冷蔵庫やエアコンなどのアイテムを生産している。
(kinhdoanh.vnexpress.net2015年3月17日)