三井住友銀行および日本国際協力銀行(JBIC)を含む日本の銀行11行は、ベトナムでの火力発電所建設プロジェクトに協調融資総額810億円(約6.8億ドル)の貸付契約を締結した。
この融資額は日本の銀行がベトナム電力公社(Vietnam Electricity：EVN)に貸し付け、ベトナム電力公社が日本のHitachi製発電設備を購入するための資金となる。三井住友銀行が幹事行となり各銀行と連携し、協調融資に参加する。JBICが最も多く融資し、融資額は約4億ドルに達する。日本の地方銀行8行が融資する約1億ドルに対して、日本貿易保険(NEXI)による保険が付保される。インフラ輸出するため金融機関が製造業と緊密に連携したモデルケースであり、日本政府はこのモデルケースを奨励している。
(fia.mpi.gov.vn2015年4月7日)
