4月20日、財務省によると、管理機関は大型スーパーメトロベトナムにおける価格変更防止の監査実施を完了したという。2ヶ月の監査後、同企業で多くの違反行為が発見され、国家予算に5,070億ドン(25億円)を収めることとなった。
メトロはベトナムに2002年に進出して、最初の投資資本額は7,800万ドルである。12年後、ベトナムでの売上高は24倍まで増加したが、同企業は売上がインプットコストや費用などより低いため、赤字連続だと報告されていた。関税機関によると、メトロは企業所得税を納めたことがなく、事業活動が黒字だと報告したのが2010年しかなかったという。
2014年8月に、メトログループではメトロベトナムをタイに8億ドルで売却する計画が持ち上がったが、現在まで実施されていない。
関税機関は2014年末に価格変更のサインがあるようなメトロ以外のFDI(外国直接投資)企業のすべてを監査実施すると話した。
(kinhdoanh.vnexpress.net2015年4月20日)