ベトナム統計局(GSO)が発表した5月の消費者物価指数(CPI)によると、4月から0.16%の増加、前年比で0.95%急増した。
そして今年5ヶ月間の平均消費者物価指数(CPI)は2014年の同時期に比べて0.83%増加している。
GSOの価格統計局の副局長であるドービンコク氏によると、5月の上昇は主に5月5日のガソリン価格の引き上げによるもので、CPIの0.08%に貢献している。また 3月の暑さによる電力使用量の高騰もCPIを0.11%押し挙げることとなった。と言う。
CPIの主な商品群11つのうち7つについては、1.27%上昇した住宅費を筆頭に上昇している。輸送サービスには1.02%、家電製品には0.13%、文化、娯楽、観光には0.39%、そしてサービス業には0.17%の増加が見られた。 食品業界のみ4月と比べ0.22%下降した。
一方で、国家銀行は5月7日にドル・ベトナムドン間の為替レートを調整した。今までの1$=21458VNDから1$=21673VNDに1%引き上げた。この動きはドルを強くすることで輸出に拍車をかけることを目的としている。当局は、天候の暑さと再度行われる5月20日のガソリン代の値上げによってCPI値は更に上昇すると見ている。
http://en.vietnamplus.vn/Home/CPI-in-May-rises-016-percent/20155/66028.vnplus (vietnamnews.vn 2015年5月24日)