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【ブログ】ベトナム2015年の統計(GDP・FDI・人口・労働環境・来越外国人・交通事故)



ベトナム国統計局より発表された昨年1年間のベトナムのまとめを掲載します。

2014年の統計はこちらから



GDP(国内総生産)
2015年概算のGDPは4,192.9兆ドン(約1873.1億米ドル)で、2014年に比べ6.68%成長した。(第一四半期:6.12%、第二四半期:6.47%、第三四半期:6.87%、第四四半期:7.01%)2015年は2013年の5.42%、2014年の5.98%に比べ高い成長率だった。景気回復の兆候か?
業種別にみると、農業・林業・漁業が2.41%、製造・建設が9.64%、サービス業が6.33%成長した。

1人あたりのGDPは2,109米ドル/年、175.75米ドル/月(為替レート:1米ドル=22,385ベトナムドン)だった。参考に、ホーチミン市GDPは約5,184USDという統計がでています。



FDI(海外直接投資)
2015年年初から12月20日までのFDI(海外直接投資)は2013件の新規投資ライセンス、投資額155億8,000万米ドルが誘致された。2014年の同時期に比べプロジェクト数は26.8%増加、投資額は0.4%減少した。
同時に、814件の増資プロジェクトが投資額71億8,000万米ドルで供給された。
よって、新規・増資併せて投資額は227億6,000万米ドルに達した。これは2014年の同時期より12,5%増加した。2015年のFDI資本金は昨年の同時期に比べ145億米ドルで、17.4%増加した。

2015年、製造業の海外投資による申請された投資額は152億3,000万米ドル、全体の66.9%である。不動産は23億9470万米ドルで10.5%、他業種は23億2010万米ドルで10.2%だった。




人口
2015年の平均人口は、概算で9,170万人で、2014年に比べ1.07%増加した。また、出生率は1人の女性に対し約2.10人、男女比率は女性100人に対し男性97.43人、2015年の平均寿命は73.3歳(男性70.7歳、女性76.1歳)だった。
そして、1歳未満の死亡率(1000人の出生に対し)は14.7%、5歳未満の死亡率(1000人の出生に対し)は22.1%であった。



労働環境
2015年、15歳以上の労働者は約5461万人であり、2014年に対し18,5万人、0,34%増加した。そのうち農業・林業に従事している人の割合は44.3%(2014年:46.6%、2013年:46,8%)、工場や建設現場で働く工員は22,9%(2014年:21.4%、2013年:21.2%)、サービス業に従事する人は32.8%(2014年:32.2%、2013年:32%)であった。

2015年の失業率は2.31%だった。都市部では3.29%、2014年の3.4%に比べ減少し、農村部は1.83%、2014年の1.49%に比べ減少した。





来越外国人
2015年ベトナムを訪れた外国人は794,3万人で2014年に比べ0.2%減少した。日本人の来越は、67万人で2014年より3.6%増加した。



交通事故
2015年、22,404件の交通事故があった。8,671人が死亡し、14,572人が負傷、5984人が怪我をした。2014年と比較すると交通事故数は11.5%減少、死亡者数も3.6%減少した。



(http://www.gso.gov.vn/default_en.aspx?tabid=491)

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