The Star新聞の情報によると、Kulim(マレーシア)におけるインテルの生産工場はテレビ画面生産分野の約600人の労働者を解雇し、ホーチミン市(ベトナム)およびThanh Do(中国)に移転するという。
Kulimの生産工場は1995年に設立され、テレビのミクロ部品などの生産・組立をしている。Kulimの消費者の需要に応じて、新製品を生産するために、インテルはCosta RicaからKulimへ新技術ラインを移転する予定である。
マレーシアで新製品を開発するために、インテルは新たに労働者を雇用するが、雇用人数が解雇人数より少ない。これまで、インテルはマレーシアで約8千人の労働者を雇用し、そのうち、Kulim工場の労働者は40%を占めていた。ところが、スマートフォンの普及に伴い、、インテルは経営戦略を変更し、より高い技術のミクロ部品の生産を促進している。
2014年4月、競争力を高めるために、インテルはCosta Ricaからアジアに組立工場を移転することを公表した。加えて、サムスン、LG、マイクロソフトなど様々な技術集団もまた、生産工場をベトナムへ移転したという。
(kinhdoanh.vnexpress.net2015年5月29日)