クアンニン省人民委員会副会長Nguyen Van Thanh氏によると、日本からの投資を誘致するために、クアンニン省はインフラの品質を中心に向上させ、同省の経営環境を改善するという。
クアンニン省はハロン~ハイフォン間高速道路の建設実施を促進し、2016年に完成し、接続させる予定である。同時に、日本投資家のプロジェクトを展開予定のベトフン(Viet Hung)工業団地を通る国道18号のチョイ−ブーオアイ(Troi~Vu Oai)区間の建設を完成させる。
そして、クアンニン省は、インフラへ投資する投資家に対し、ドンマイ(Dong Mai)工業団地(Uong Bi)およびベトフン(Viet Hung)工業団地(Ha Long)のインフラの完成を促進する。また、日本からの投資を誘致するために、同省も最も支援政策を実施する検討をしている。
クアンニン省の投資促進委員会会長Tran Nhu Long氏によると、クアンニン省は投資環境の情報や当省の政策などを日経新聞、JiJi Expressなどの日本のメディア・新聞会社に提供しているる。また、クアンニン省の投資促進委員会のWEBに同省の投資環境に関する情報をタイムリーにアップデートしている。そして、日本の投資家が情報をスムーズに検索するために、同省の各管理機関の情報電子ゲートリンクも上記のWEBに公開している。
日本の投資家の疑問や困難を速やかに解決するため、クアンニン省は日本で、日本貿易促進事務所や観光事務所などと交流会をタイムリーに主催している。
クアンニン省は日本の中小企業を中心に誘致し、特に、ベトナムへ投資している日本企業や投資計画を拡大する予定の企業による投資プロセスを中心に働きかけたほうが良いと日本貿易振興機構ハノイ事務所川田敦相氏は語った。川田氏によると、日本企業は自ら工場を建設するより、工業団地で建設完了した工場をレンタルする事に期待しているという。それに、日本の投資家に対して投資現地で学校、国際病院および日本レストランなどのインフラも必要だと川田氏がクアンニン省に提案した。
現在、日本の投資家に対する日本語人材の需要に対応するため、クアンニン省は日本語教育の目的で学生約20人(大学卒業後の22歳~28歳)を日本に留学させる案を展開し、JICAベトナムや教育訓練省と協力し、クアンニン省の学校に日本語教育プログラムを開いている。
(www.vietnamplus.vn 2015年6月1日)
