中央高原地帯にあるダクラク省の人民委員会によると、同省の2015~2016年におけるコーヒー豆の収穫は昨年より14,000トン減少した、44万トンになりそうだという。
これは2年連続で、収穫が減少していることになる。
深刻な干ばつにより、水不足で48,000ヘクタール近くのコーヒー生産に害を及ぼしている。また、コーヒーの木の老化も要因の一つだ。
2015~2016年の収穫物を対象とした計画によると、同省は250,000トンのコーヒー豆を海外に出荷する。
量と品質を保つために、持続可能なコーヒー生産と適切な生産過程の実施に関して農家の意識を高めることに現在焦点を当てている。
一方、企業は輸出市場の拡大と国内及び海外のパートナーとの事業協力の促進を奨励されている。
国内で最大のコーヒー栽培地域のダクラク省は、現在200,000ヘクタール以上のコーヒーの原産地である。
ベトナムでは現在671,000ヘクタールでコーヒーが栽培されており、主要な収入源の一つである。
2014年、ベトナムはコーヒーの輸出は35.5億ドルに達している。
http://en.vietnamplus.vn/dak-lak-coffee-output-continues-dropping/85590.vnp (151203)