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航空産業:ベトナム 新たな航空会社を設立

 ベトナム航空は子会社となるVASCO構造改革に基づいて、新しい航空会社を設立することを正式に決めたと、3月7日にプレスリリースした。
 VASCOと呼ばれる航空会社は、少なくとも3000億ドン(1343万ドル)のチャーター枠と10の航空機がある。
 ベトナム技術商業銀行(Techcombank)が49%の株を保有しているのに対し、ベトナム航空は51%を保有している。
 航空会社が設立されるとすぐに、ベトナム航空は1570億ドン相当の航空機や他の資産を提供する。一方で、ベトナム技術商業銀行は1470億ドンの投資を行う。
 ベトナム航空によると、資産は財務省管轄下であるVietnam Valuation and Finance Consultancy Jsc (VVFC)によって見積もられるとのこと。
 ベトナム技術商業銀行の代表がVASCOの社長となり、VASCO主席執行官はベトナム航空から任命される。
 VASCOは初め、Con Dao, Ca Mau, Rach Gia Dien Bienなどへ向かえるジェット飛行機としての機能を持たないATR72航空機を国内航路で飛行し続けるとした。
 この動きは、ベトナム航空が国内のシェアを減らし低コストのVietJet Aviation Joint Stock Coに移ると始められる。ここ最近でベトナム航空は他の低コスト運送業者であるJetstar Pacific Airlinesの株も70%保有している。
 国際航空運輸協会(International Air Transport Association)によると、ベトナムは20年後に航空産業の成長度トップ10に入る見込みだとした。

2016/03/10(http://en.vietnamplus.vn/vietnam-airlines-sets-up-new-vasco-airline/90043.vnp)

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