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皆様こんにちは、4月より調査員として赴任いたしました、
渡邊なぎほと申します。
今回ベトナムに来るのも住むのも初めてという事で、驚きと学びの毎日です。
そんな私の日常生活の、驚きと発見を中心に、べトナムを覗いた気分になれるようなブログを執筆してまいりたいと思います。
お問い合わせなどございましたら、お気軽にご連絡下さい。
「全員お昼寝真っ暗事件」
こちらに来て、とても驚いた事がありました。初日のことでした。
お昼ごはんを食べ終えたころから徐々にオフィスの電気が消え始め、気が付いた頃には弊社のベトナム人スタッフのうち9割近くが寝ていました。
床にマットを敷いて川の字になって寝ている人、机に伏せて寝ている人、掲載した写真のように、日本ではあまり見ないような寝かたをする人など、
保育園時代のお昼寝の時間を思い出すような光景でした。
数日間観察していて、気が付いた事は、
①ほぼ全員が枕やクッション、ブランケット、目隠しなどをお昼寝グッズとして会社に持参し、使用している事
②寝付くのが異様に早い事
です。
文化としてのお昼寝
ベトナム人スタッフ数名に話を聞いたところ、お昼寝はベトナム全体で一般的な習慣で、幼いころから続けていることの一つだそうです。学校に通う子供たちはどうでしょう。
ベトナムには、午前のみ授業のある学校、午後のみ授業のある学校、1日を通して授業があり、昼休みの長い学校など、いくつかの形態があるようです。
午前あるいは午後のみの学校に通う子供の場合、お昼ご飯を家で済ませた後、自宅で昼寝をします。
1日中滞在する学校の場合、お昼に2-3時間程度、お昼寝の時間を設けている場合が一般的のようです。
実際に私も社内でお昼寝を何度かしてみました。
私の場合、お昼寝グッズも充実しておらず、ベトナム人スタッフほど、すぐには寝付けませんでしたが、少し疲れが取れたような気がしました。
街中のお昼寝
街中では、バイクの上で器用に寝ている人を、よく見かけます。ハンモックを使ったお昼寝も一般的なようです。
また、お昼寝グッズとして使用できる物(上記に記載した、枕、目隠し、ブランケットなど)は、街中のお店や市場など、様々な所で数多く販売しており、私も積み上げられた枕や、棚いっぱいのクッションを目にしています。
それらの物が必ずしもお昼寝に使用されるかどうかは定かではありませんが、社内の様子から、お昼寝グッズとして使用している人が多いのではないか、と推測しています。
日本では想像もつかない、意外な激熱マーケットの一つだと思います。