皆さまこんにちは。
AGSの三木です。
ベトナムに来て3週間が経ちました。相変わらずオフの時間ではサッカーばかりですが、周りを見回してみると、街のあらゆるところにジムやトレーニング器具で汗を流すベトナム人がいます。
そこで今回はベトナム人の運動習慣と健康志向について書かせていただきます。
ベトナムではあらゆるところにトレーニング器具が設置されています。
さすがに昼の暑い時間に使用している人は少ないですが、朝や夜になるとぞろぞろとトレーニングをしに老若男女が集まってきます。
また、ベトナム人がどのくらい自分の健康に気を使っているかというアンケートにおいては、
男女ともに約70%がとても気を使っていると回答しています。
出所:http://report.licorice.pink/blog/vietnam/report-health/?noredirect=en_US
会社のベトナム人にもヒアリングしたところ、平均して週に3回運動をし、月に300,000ドン(約1350円)スポーツにお金を費やし、60%の人が健康の為に、ジョギングや水泳、ダンスをしているという結果でした。
1ドン=0.0045円(2018年4月23日現在)で計算。
更に、2013年にある日系企業がASEANの5ヵ国で実施した消費市場調査において、今後お金を使いたい分野を聞いたところ、ベトナムは「医薬品、薬」が60%、「医者、医療サービス」が55.1%、「スポーツや健康増進のための費用」が42.8%などとなり、他の4ヵ国(マレーシア、タイ、インドネシア、ミャンマー)を大きく上回りました。
ここ数年、東南アジア諸国の医薬品市場は顕著なスピードで発展しています。2010-2015年の期間で、ベトナム医薬品市場の年平均成長率は17%弱(日本は3%程)となっており、2022年までも2桁成長が見込める今注目の市場といっても良いでしょう。
健康ブームの波が押し寄せるASEANの中でも、突出して健康志向のベトナム。健康関連商品や医療関係の市場として今後もさらに注目されていくと言えます。
暑い国で運動は敬遠されがちで健康の事なんて考えていない国、だと思い込んでいましたが、ベトナム人の健康志向には驚かされました。
これからもベトナムにいるからこそわかる情報を発信させて頂きます。
「AGSでは進出前の各種調査から、現地法人・駐在事務所の設立、進出後の会計・税務・監査・労務・法務等までベトナムビジネスにおけるトータルサポートを行っております。ベトナムに進出をお考えの皆様、AGSにお気軽にご相談くださいませ。(日本語対応可)」