ニールセンの最新の調査結果によると、東南アジアの六カ国中、ベトナム人が余裕がでたお金は貯金する比率が一番高く、その一方、投資意欲の比率が一番低いことがわかった。
世界的な調査会社ニールセンによる消費者の行動調査結果をみると、調査を行ったアジア国の6国の中、ベトナムは一番貯金が好きな国であると述べた。ベトナム人消費者の77%は自分の余裕がでたお金を貯金しており、この比率はシンガポール(62%)やタイ(63%)などよりやや高いことがわかった。
それに対して、証券、そして、基金に投資するベトナム人の需要は低い。証券や基金などに投資するにはベトナム人の18%しか余裕がでたお金を使わない。インドネシア、マレーシア、フィリッピン、シンガポールは全部ベトナムより投資する需要が高い(21%~33%)。
経済状況が良くならないと心配しているため、ここ12ヶ月、ベトナム人の86%は家庭に対するお金遣いを削減している傾向がある。そして、ベトナム人の60%が家庭以外に対するお金遣いも削減した。
ニールセンの別の調査によると、現在、ベトナム人は経済状況については以前より安心している傾向にある。この調査で聞かれた人の58%は経済が不景気していると答え、以前の四半期と比べて19%減少したのである。
ニールセンのベトナム消費者行動調査 |
2014/IVの結果 |
前四半期に対する変更 |
消費者の自身度 |
106 点 |
4点増加 |
経済状況が不景気だと思う人口比率 |
58% |
19%減少 |
余裕がでたお金を使用し、貯金する人口比率 |
77% |
変更なし |
余裕がでたお金を使用し、買い物する人口比率 |
35% |
変更なし |
これから6ヶ月先一番不安なこと3つを選択させた時、ベトナム人の大半数は健康状況が一番心配していると述べ、次は経済状況と仕事である。
(kinhdoanh.vnexpress.net2015年1 月28日)