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2015年最新版ビジネス環境ランキングでベトナムは20位以上ランクアップした

20150203-world-bank世界銀行(以下、WB)が公開したビジネス環境ランキング(Ease of doing business 2015)の報告によると、調査した189国のうちに、ベトナムは78番となった。

 このランキングは189調査国の99番であった2014年に比べて21位ランクアップした。東南アジアエリアでは、ベトナムは4番であり、シンガポール、マレーシア、および、タイの次である。

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 WBがこの報告を公開して12年目になり、今回は10つの指標で調査を実施した。
指標は
・事業設立
・建設許可取得
・電力事情
・不動産登記
・資金調達
・投資家保護
・納税
・貿易
・契約執行
・破綻処理
である。
そのうち、ベトナムは投資家に信用情報を供与する努力(資金調達)、および納税の改善が高く評価されている。

 一方、納税が、ベトナムにおける企業の活動に対して最大の障害である(ランキング173位)としてある。各企業は毎年、納税手続きに平均872時間を要している。電力事情(135)、事業設立(125)、投資家保護(117)もベトナムのビジネス環境の弱点である。

 それに対して、シンガポールは世界で一番良いビジネス環境がある国である。New Zealandおよび香港(中国)は2番と3番である。アメリカは4番から7番に下げられ、デンマーク、韓国、ノルウェーの次である。

(kinhdoanh.vnexpress.net2015年1 月30日)

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