Contents
目次
ベトナムの大学周辺などには、たくさんの屋台が毎日出現します。特に夕方からは、学校の終わった学生たちでにぎやか。手押しの屋台でたくましく商売するおばちゃんは、ベトナムの一つの象徴なのではないでしょうか。そこで今回は、そんなベトナムの学生に人気な、定番おやつを紹介します。
Bánh tráng trộn(バインチャンチョン)
ベトナム人学生のソウルフード。学校では、どんな時間にも必ずこれを食べる学生を見かけます。細切りにしたライスペーパーと、干し肉、干しエビ、ピーナツ、香草、パパイヤの千切りなどをあえて、ラー油やヌックマム(魚醤)などで味を調えます。おばちゃんがササッと手際よく作っているところを見るのも楽しいですね。ピリ辛で後を引く味です。
Bánh Tráng Cuốn(バインチャンクオン)
これも、ライスペーパー仲間です。オレンジ色のライスペーパーに、パパイヤや香草、ウズラの卵などを挟んで巻き、それを一口サイズにカットして、上からたっぷりのマヨネーズとピーナッツとたれをかけます。内容はシンプルですが、たくさんのマヨネーズがかかっているので結構カロリーありそう。
Bánh chiên(バインチェン)
暑いベトナムでも熱い揚げ物、人気です。たくさんの種類の揚げ物が売っています。肉餃子の揚げ物、揚げ肉まん、エビのかき揚げ、シュウマイなど。ですが、油を新しく変えている頻度は謎なので、胃もたれ胸やけを覚悟してからいただきましょう。
Cá viên chiên(カービンチェン)
魚のすり身やウズラの卵をすり身で包んで揚げたもの、エビのすり身、ソーセージなどなどたくさんの種類があります。cáは魚、chiênは揚げるという意味です。viênは丸い形状のことを表すそうで、どの種類も一口サイズで食べやすい!
Đậu hủ(ダウフー)
豆腐に甘いしょうがのシロップがかかった、日本にはない珍しいおやつ。豆腐の味もしっかりして、なおかつシロップは甘いので不思議な感覚・・・もちもちの、タピオカみたいなものも入っています。デザートなのですが、豆腐だと思うと頭が混乱します。
Hột vịt lộn(ホビロン)
孵化寸前のアヒルの卵をゆでたもの、ホビロン。見た目はとてもグロテスクで、はじめは食べるのをためらいます。Vịtはアヒルの意味ですが、他にもウズラバージョンのHột cụt lộn(ホクロン)もあります。小さいウズラの方が初心者には食べやすいかも・・・。写真は、見事にきれいに殻を剥かれたホビロン。
Bột chiên(ボッチェン)
米粉で作った四角い一口大の揚げ餅を卵でとじたもの。醤油とチリソースをつけて、パパイヤの千切りとともにいただきます。揚げものなので、量は少なく見えても結構食べ応えあります。
Bò bía(ボービア)
一見生春巻きに見えますが、中身は香草、干しエビ、キャッサバ、錦糸卵などでとてもヘルシーです。つけだれにも特徴があり、ドロドロしていて甘辛く、ピーナツがたくさん入っています。食べる前におばちゃんが温めてくれます。Bò bíaは南部ではしょっぱいものですが、北部ではBò Bía Ngọt(ボービアゴッ)という甘いバージョンが主流だそうです。
Ốc(オッ)
Ốcとは、日本語で……続きはベトナム生活・観光情報ナビでお読みいただけます