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2015年1月、ベトナムの原油輸出および石油製品輸入が大幅減少

xuat nhap khau xang dau 税関総局によると、1月前半の原油の輸出額は1.52億ドルに達し、昨年同期と比べ23.4%減少、金額にして4,600万ドル減少した。また、石油製品の輸入額は1.32億ドルに達し、昨年同期と比べ46%減少した。

 また、統計総局によると、原油輸出が大きく減少した。前月と比べ、今月の原油生産量は約10万トン減少し、金額にして2.25億ドル減少した。原油生産量は昨年同期と比べ46%増加したものの、輸出額としては前年同期の63.5%しかなかった。

 輸出額減少の原因は原油価格の大幅な下落にある。1月前半、原油価格が1バレル47ドル以下まで下落した。最近70ヶ月で最も低い価格となった。

 ベトナムは原油を輸出し、石油製品を輸入している。石油製品の輸入価格が原油の輸出価格より高いため、原油価格は2つの側面から経済に影響を与えるが、メリットのほうが大きいと計画投資省Bui Quang Vinh大臣は述べている。
 
 2つの側面とは原材料価格と物流コストである。仮に、原油価格が1バレル60ドルの元、原材料価格と物流コストが同時に減少した場合、経済成長率は2015年計画値を0.27%増加し、また、1バレル50ドルの元では、0.31%増加し、さらに、1バレル40ドルの元では、0.43%増加するとVinh大臣は述べている。

(kinhdoanh.vnexpress.net 2015年1 月29日)

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