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ベトナム、石油業界のテト賞与は昨年と比べて50%減少した


thuong tet

  現在の不景気で、石油の価格が激しく引き下げられ、様々な石油企業の事業活動もスムーズに動いていない。そのため、石油業界の2015年のテト賞与も約50%減少した。約1000万ドン(55,500円)のテト賞与を受け取ったばかりの石油店店員(ホーチミン市、ビンタイン区、ソ・ヴィエット・ゲ・アン通の石油店)によると、今年のテト賞与は昨年より半分減少した。ビンタイン区におけるほかの石油店の店員によると、今年のテト賞与は1400万ドン(約77,700円)であるが、2014年と比べて約40%減少した。

 ホーチミン市、ビンズン省の石油企業の経営責任者によると、今年のテト賞与を50%減少しなければならなかった。経営活動の効果があまり出てなかったため、企業のスタッフは昨年、給料2ヶ月分のテト賞与をもらえたが、今年は13ヶ月目分のテト賞与しかもらえないと。

 2014年12月末、ベトナム国営石油ガスグループ(PetroVietnam-PVN)の事業活動報告会では、副社長Le Minh Hong氏によると、各企業メンバーは別で計算し、テト賞与は売上や利益に基いて決められる。ただし、今年、親会社の賞与は給与の1~1.5ヶ月分である。一般の賞与金額は2000~2200万ドン(11~12万円)である。

 ズンクワット製油所の管理企業、ビンソン製油・石化社の経営責任者によると、数年前、テト賞与は4000万ドンに達した年もあったが、今年のテト賞与は高くても600万ドンしかなかった。2014年、ズンクワット製油所の売上高は約127.8兆ドン(7100億円);そのうち、23兆ドン(約1278億円)は国家予算に納められた。2013年同期とくらべて15%と18%の順で減少した。

(kinhdoanh.vnexpress.net 2015年2月10日)

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