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鉄鋼企業はベトナムの商工省および科学技術省による共同通達44の改正を期待


15040802 鉄鋼産業の各企業は2013年12月31日に国内生産鉄鋼および輸入鉄鋼の品質規格についてベトナムの商工省および科学技術省が発行した共同通達44/2013/TTLT-BCT-BKHCNの完全改正を期待している。

 以前、発行後の時点で、本通達には産業内の各企業から様々なクレームが寄せられた。よくクレームがあったのは最終財、産業製品、輸出品の生産企業に提供するための鉄鋼企業である。

 Tay Do鉄鋼企業Huynh Trung Quang氏によると、ここ十年間、多くの鉄鋼企業は主に日本からの鉄鋼を輸入して、各生産工場に販売してきた。そして、輸入品は原産地証明書および品質証明書を用いていた。ところが、通達44の規定に基づき、鉄鋼輸入者はベトナム商工省に事前申請を行い、使用する規格に対する適合性の証明が必要となる。この規定によって、企業側には手続き、時間、およびコストが生まれた。

 ベトナム鉄鋼協会(VSA)副会長Nguyen Van Sua氏によると、現在、国内で生産できなく、完全に外国から輸入しなければならない鉄鋼類は熱間圧延鋼板および熱間圧延をしたもので巻いたものの二つである。この二つの種類にはBoやCrの元素を含む製品がある。それに対して、通達44付録2に基づき、Bo元素0.0008%以上から含む合金鉄;Cr元素0.3%以上から含む合金鉄;溶接棒を生産する鉄鋼の3つ品類は強制規格制度の対象となった。上記の鉄鋼類を使用する組織、個人は生産能力、需要、および、使用目的を商工省の重工業局に認定されること、そして、この3種類の鉄鋼を輸入する場合、輸入量は商工省が規定された年間使用需要量の150%以内であることが必要となる。Sua氏は、企業はこの規定にしばしば困らせられると言う。年間使用需要は市場状況の次第であるため、年間使用需要量を確定するには難しいからだ。

 各企業の反映に対応し、2014年5月に商工省はオフィシャルレター4719/BCT-KHCNを発行し、2014年12月31日までに、輸入鉄鋼の品質検査を一時に停止した。ところが、2015年に入ってから、オフィシャルレター4719は無効となり、様々な鉄鋼企業の輸入鉄鋼は港で溜まり、いまだに通関されていない。

 この状況に対して、VSAはオフィシャルレター13/HHTVNを商工省や科学技術省に送り、通達44を完全に改正してほしいと建議した。または、通達44を改正する間に、VSAは商工省にオフィシャルレター4719/BCT-KHCNの有効期間を延長してほしいとい訴えた。

(baodautu.vn2015年4月8日)

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