ハイフォン市の計画投資局によると、2015年3月末まで、市内に外国直接投資(FDI)の新規プロジェクトは11件、総投資額は3,892万ドルである。投資資本追加プロジェクトは10件、追加資本額は1.9774億ドルとなった。これにより、新規投資資本および追加投資資本の総額は2.3666億ドルに達した。
同局によると、ハイフォンにおける有効FDIプロジェクトの合計は425件、登録投資資本の合計は102.9345億ドルである。
規模の最大FDIプロジェクトは韓国のLG Electronics INCグループ(LGE)のチャンズエ工業団地における生産コンプレックスプロジェクトであり、投資額は15億ドルに達した。このプロジェクトは40ヘクタール以上の面積敷地で展開され、LGEの生産活動が始まると、ハイフォン地方やその周辺の労働者の約2万人の雇用が創出される予定だ。
2015年、ハイフォン市のFDI誘致目標は15億ドルである。この目標を達成するために、ハイフォン市は、現在のインフラに計画投資局による投資促進を続けると同時に、インフラのメンテナンスや管理を実施する。一方、市内で生活する外国投資家に良い環境を作るために、ハイフォン市は健康ケア、住宅、学校、ショッピングセンター、エンターテインメントサービスなどにも投資促進する方針だ。その他、ハイフォンのサービスシステムについて国際新聞ネットワークなどで広く宣伝し、行政手続の改正、環境の改善、敷地開放の実施なども促進されている。
(kinhdoanh.vnexpress.net2015年4月8日)