統計総局の報告によると、ベトナムは4月中に全国で約9,000台の完成車を輸入した。年始からの輸入台数は34,000台に達し、輸入額は8.83億ドルにのぼる。昨年同時期と比べて、年始から4ヶ月の輸入車は125%増加し、輸入額は190%増加した。特に、3月の完成車輸入数は10,000台に達し、8,000台の予算より多く、2月の輸入車の2倍となった。
自動車のベトナム国内消費が高まる状況によって、輸入車は急増している。ベトナム自動車生産者協会(VAMA)のデータによると、年初めから3ヶ月間で、ベトナム全土で自動車48,707台が消費され、昨年同時期と比べて62%増加した。そして、各機関の加盟規約に従い、2015年から完成車の輸入関税が引き下げられたことで、ベトナム国内市場の需要が高まった。
自動車の輸入額が激しく増加したことで、年始4ヶ月間のベトナムの輸入総額が昨年同時期と比べて20%増加し、輸出総額の増加率(8%)より高い。そのため、年始から4ヶ月間のベトナムの輸入超過額は約30億ドルであり、これは輸出総額の6%と同等(昨年同時期は20億ドルの輸出超過)である。
その他、原油の価格が引き下げられたため、原油の輸出額が10億ドル減少したことや、農産商品の輸入が急増したこと、特に設備・機械の輸入額が約30億ドル増加したことに対して、輸出量や輸出額が減少していることも輸入超過の原因として挙げられる。
(kinhdoanh.vnexpress.net2015年4月24日)