6月1日、エコノミストグループ(イギリス)に属するリスク予防・分析・コンサルティング部(EIU)により、ベトナムの経営環境は改善されつつあると示された。ところが、EIUは、ベトナムが依然存在する多くの課題を解決するための経済改革計画を更に深化させる必要があると示した。
ベトナム商工会議所(VCCI)はアメリカ合衆国国際開発庁(USAID)と協力し、公開したベトナム各省の2014年競争能力指数(PCI-Provincial Competitiveness Index)の結果により、ベトナム各地方の官庁管理機関が民間企業の発展に好都合な環境をどんどん整備していると認められた。ベトナム各省の2014年度の平均PCI点数は58.6に達成し、2013年の57.8点数より増加した。この結果は、依然として比較的に小さいものであるが、前向きな改善のサインを示している。PCI調査は毎年実施され、ベトナム各省・地域における経営環境や経済管理能力が約9,800社のベトナム国内企業及び約1,500社の外国企業を対象とした調査結果に基づき評価される。
2014年度のPCI報告によると、2015年～2016年の間、経営・生産活動を拡大する計画のあるの企業は約46％である。2013年には33％しかなかったため、ベトナムの経営環境はどんどん改善されつつあるとEIUは評価している。
(www.vietnamplus.vn2015年6月2 日)
