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経済:東芝がベトナムでの高等教育支援の延長を決定


東芝は先週、ベトナム国家大学のハノイ校(Vietnam National University Hanoi (VNU-Hanoi))とホーチミン校(Vietnam National University HCMC (VNU-HCMC))で高等教育を受けるべく、ベトナムで選ばれた個人に対し奨学金の提供を継続することを発表した。

加えて、同社はハノイ校とホーチミン校で奨学金授与10周年を記念する2つの式典を開催した。2005年より奨学金プログラムを支援しており、これまで400人が援助を受けてきた。

同社は毎年それぞれの大学に160万円を支給している。選ばれた卒業生は学費と生活費を含む奨学金を1年間受けることになる。

奨学金とは別に、同社は2007年にベトナム国家大学ハノイ校工科大学(College of Technology (Coltech) of Vietnam National University in Hanoi)と共同で、組み込みソフトウェアとシステムのためのプラットフォーム技術を発達させる研究所を設立した。一方で、ハノイ工科大学(Hanoi University of Science and Technology)は原子力コースの支援を同社より受ける。

ベトナム国家大学ハノイ校の学長であるフォン・スアン・ニャー(Phung Xuan Nha)教授は、東芝がベトナムでテクノロジーと高度人材支援の架け橋となってることに歓迎の意を示し、大学が質の高い教育を提供できることを強調した。

ニャー教授は加えて、奨学金制度がベトナムと日本の関係性を強くするとともに、国内外のビジネスを促進し、ビジネスと文化の領域で新しい機会と交流を開くことができる、と述べた。

東芝の執行役専務である、西田直人氏は、東芝はベトナムの次世代の人材や将来のリーダーを育てる上で教育は非常に重要だと考えている、と述べた。

西田氏によると、東芝は1996年よりベトナムで操業しており、東芝グループはそれ以来、高効率モーターを生産するための製造施設やソフトウェア開発会社を開業している。東芝は現在、それらの市場でビジネスの拡大を計画している。

http://english.thesaigontimes.vn/43015/Toshiba-extends-backing-for-higher-education.html (150915)

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