ベトナムは、情報技術(IT)の分野で強さを誇る日本から、その経験を学ぶことに熱心であると、ベトナムソフトウェア・ITサービス協会会長チュオン・ギア・ビン(Truong Gia Binh)氏は述べた。
10月14日ホーチミン市で催されたベトナム・日本のITフェスティバルデーで、ビン氏はベトナムのソフトウェア企業のほとんどが、日本への輸出のおかげで売上高の増加が見られていると述べた。
彼は、この日が両国の企業間協力の新しい分野を探す機会になってくれればよいと述べた。
ホーチミン市の日本貿易機構(JETRO)所長の安栖宏隆氏は、ベトナムのIT分野への日本による直接投資は近年飛躍的に進んでいると述べた。
多くの日本企業は、国の労働力を活用するために東南アジアの国で活動を拡大し、ベトナムのパートナー企業とITの連携を強化したいと考えていると、彼は指摘した。
彼によると、日本からの約50の企業が、特にIT分野とソフトウェアに関して協力の機会を得るためにイベントに参加したという。
情報通信省の副大臣のグエン・タン・フン(Nguyen Thanh Hung)氏は、ベトナムはアジア太平洋地域で最も魅力的な10カ国の外部委託国のうちの一つであると述べた。
IT業界は国家の社会経済成長を促す、経済的・技術的に率先するものといて想定されていると、関係者は述べている。
現在、IT部門は40万人以上の労働者を雇用し、約4000の企業はソフトウェアの部門で活発であり、それにより前もってベトナムに特別な関心をもたらすだろうと、フン氏は述べた。
情報通信省のIT分野の部長ダオ・ディン・カー(Dao Dinh Kha)氏は、省は国のIT業界の発展に重要な日本のパートナー企業との連携を常に考えていると述べた。
http://en.vietnamplus.vn/vietnam-japan-seek-stronger-it-cooperation/83196.vnp (151015)