今月、世界銀行はベトナム政府の経済政策に対して1.5億ドルの資金援助を行った。この5年間、ベトナム政府は経済力を強化するために経済政策を遂行し、そして結果を出し続けてきた。この有言実行な姿勢が今回の資金援助につながったといえる。この5年間に世界銀行から借り入れた支援金は大きく分けて3つの改革事項に使用されてきた。1つ目は国内の金融業者を徹底管理する事で、マクロ経済を安定的に維持したことである。この改革の中で、不良債権の処理や国庫の管理が行われた。2つ目は政府の威信を強化したことである。国営企業などの管理や資金の運用方法などを改めて考え直すことで、より強力な国家の管理システムを作り上げることに成功している。そして3つ目は国内の企業を成長させる環境づくりである。外資に関税をかし、その一方で国内の企業には行政手続きなどを緩和する措置をとり、企業の成長を促した。世界銀行のベトナム代表であるAchim Fockは「今回の1.5億ドンの資金援助によってベトナムは国際的な競争力を強め、さらなる経済発展を遂げるでしょう。この5年間で培った経験、例えば金融改革や国営企業の管理方法などを改めて見なおし、今後の政策にも大いに生かしてもらいたいです。」と語る。
日付:2016年5月16日 (http://vcci.com.vn/wb-ho-tro-150-trieu-usd-giup-viet-nam-tang-cuong-nang-luc-canh-tranh)