ホーチミン-ホーチミン市は 1区にあるバクダン船着場(Bạch Đằng Wharf) とトゥドゥック区(Thủ Đức District)を結ぶ水上バスを今年6月に初めて運行する計画を進めている。また同じく9月に バクダン船着場(Bạch Đằng Wharf)と8区を結ぶ経路もできる予定である。
ホーチミン市はこの計画の目的は、交通渋滞を軽減させることであると述べた。
この計画はトゥンニャット株式会社(Thường Nhật Ltd Co)によってサイゴン川(Sài Gòn River)、タンダ(Thanh Đa)、ベンニェ(Bến Nghé)、タウフ(Tàu Hủ )運河で遂行される。
最初の経路はサイゴン川付近のバクダン船着場とトゥドゥック区にあるリンドン(Linh Đông) を結ぶものである。距離にすると約11kmに及び、サイゴン川とタンダ運河間に7箇所、停船予定である。
2つ目の経路はサイゴン川、ベンニェ、タウフ運河に沿ってバクダン船着場 と8区にあるロゴム(Lò Gốm) 地域を結ぶものである。距離として10.3kmの区間を同じく7ヵ所に停車予定である。
乗船券は1回の乗車につき15,000ドン(75円)程とされている。
トゥンニャット株式会社は、まず定員60名の水上バスを10隻保有することを決め、二つの経路を合計すると乗客の数は5,000名にも上ると予測している。
以前ホーチミン市の交通課は、自治体にBOO方式(公共事業において、民間の事業者が施設の建設と土地管理を行い、かつその施設の所有権もその民間事業者が取得するという事業方式のこと)で2つの水上バス経路の促進を行う旨を伝えた。
投資者は、バクダン船着場を除いて経路に沿った停留所は全て既存の施設を利用し作るべきだと提案した。
当初この計画は2016年に実施される予定であったが、今年まで開業が先延ばしにされていた。
専門家は一年間の議論の末、水上を活用し交通渋滞を緩和する時が来たと述べた。
ホーチミン市は、水上機関がそれぞれに行き通れば、ホーチミン市民だけでなく観光客にも好感を持ってもらえると見込んでいる。
市の職員は、昨年の水上マーケットは観光客にも大人気であったと公表した。
交通課の理事長ブイ・スン・クオン(Bùi Xuân Cường)氏は、水上機関の発達は利用者にも、環境にも利点になると述べた。
日付: 2017年2月24 日 (http://vietnamnews.vn/society/351477/hcm-city-to-launch-first-river-bus-service.html#BDhVQ8cJkzEdzZxj.97)