AGS ホームページをご覧の皆様、 こんにちは！
法務部の中野恭佑(ナカノキョウスケ) です。
2021 年 6 月より日本からホーチミンへ渡航し、ホテル・自宅での法定隔離期間を経て 7 月より弊社での勤務を開始しております。
前回、前々回に引き続き ベトナム渡航〜ホーチミン編〜をお届けさせていただきます。
1. 隔離施設の様子
隔離施設に到着後、チェックイン手続きを行います。入る前には消毒作業も行われ、徹底した感染対策ぶりが伺えました。 私は「ibis Saigon airport hotel」に滞在しました。 36 ㎡のスタジオルームは、隔離期間を生活するのに十分な広さでした。
※到着日は隔離期間に換算されないため、 22 泊 23 日の宿泊期間となります。
2. 隔離施設の食事・設備
こちらの隔離施設では毎日 3 食提供され、食事メニューは ASIAN もしくは WESTERN から毎日選ぶことができました。 15 時頃に翌日どちらのメニューにするか電話があります。またホテル 一階にスターバックスコーヒーがあり、注文することができました。 私がベトナムに入国した際は、ホーチミンに所在するすべての隔離施設がデリバリー対応可能となっており、現地のアプリを利用することで日本食を注文することもできました。注文にはベトナムの電話番号が必要になるため、日本にいる 間に使い捨て SIM カードなどを購入しておくことをおすすめします。
私が滞在したホテルでは冷蔵庫、電子レンジ、湯沸かしポット 、ドライヤーなど最低限の家電は用意されておりましたが、 洗濯機はなく、 有料洗濯サービスもなかったので持ち込んだ手洗い用洗剤で洗濯をしていました。タオルやシーツ交換はフロント に電話すれば、 新しいものを準備してくれます。 自分で交換する必要はありますが、 3 週間と長期間であったため定期的にシーツなども交換しておりました。 部屋によっては窓がない、窓が開かないこともあるため気になる方は事前に確認しておく必要があります。 また清掃はもちろんございませんが、受付に電話すれば掃除機や水回り洗剤などを用意してくれたため、気になるときは自分で掃除を行うことができました。
【左：食事メニュー 右： WESTERN 朝食】
【左： WESTERN 昼食 右： WESTERN 夕食
3. 隔離期間の必需品
私が隔離期間に準備しておいてよかった物、また準備しておけばよかったと思う物をご紹介します。
① 日本食(カップラーメンやインスタント味噌汁、パックライス、ふりかけなど)
② お茶・コーヒーパック、日本の調味料
③ マグカップ、耐熱容器、サランラップなど
― お茶やコーヒーを飲む時、食事を翌日に持ち越して食べる時に便利です。
④ 食器用洗剤やスポンジ・手洗い用洗濯洗剤、ウェットティッシュなど
⑤ シャンプー、リンス、ボディーソープ、ボディタオル
― 私が滞在したホテルに備え付けはなく、持ち込みが必要でした。
⑥ 綿棒や爪楊枝、爪切り、虫刺され薬など
⑦ ハンガー、延長コードなど
荷物に余裕がある場合、時間を潰せるものや運動器具などをおすすめします。
4. 隔離期間中の PCR 検査・チェックアウト
隔離期間中は入国の翌日を初日として、 1 日目、 7 日目、 14 日目、 21 目に計 4 回の PCR 検査を実施しました。検査前日に英語で案内があります。予定時刻の前後 1 時間には部屋に案内スタッフが来て、別のフロアに行き、 検査を行なっていました。 陰性の場合は結果連絡がありません。
無事 4 回目の PCR 検査が終わり、当日 21 時頃に明日チェックアウトできるとの連絡を受けました。隔離ホテルから自宅までの移動手段は隔離期間中に予約しておくことで、チェックアウト当日スムーズに移動することができます。私の場合はここから 7 日間の自宅隔離期間に入りましたが、自宅隔離開始と同日にロックダウンとなってしまったため、大家さんなどの力を借りてなんとか 7 日間の自宅隔離期間を終えることができました。
今回まで計 3 回渡航レポート〜ホーチミン編〜をお届けさせていただきました。コロナ禍における海外渡航は何が起きるかわからず、不安なことも多いと思います。そのため相談できる、何かあったら助けてもらえる 人が現地にいると 心強いです。
また今後の更新をお楽しみに！
現在入国の規制は厳しくなっている状況ではありますが、個別の案件に応じて相談対応可能なため、もしご不明点やお力になれることがあれば下記ご連絡先までお気軽にご連絡いただければと思います。
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