ベトナム、ユーラシア経済連合(EAEU)間の自由貿易協定は、交渉開始から2年以上の月日を経て、5月29日カザフスタンのブラベイ(Burabai)で調印された。特別にEAEUメンバー同士だけでなく、ベトナムと加盟国との間のパートナーシップにおける新しいステップの幕開けとなった。
ユーラシア経済委員会の取締役会会長だけでなく、ロシア、ベラルーシ、カザフスタン、アルメニア、キルギスのEAEUメンバーからグエン·タン·ズン(Nguyen Tan Dung)首相と首脳により調印された。
2013年3月28日にベトナムで始まり、総合的かつ高度にコミットされたこの協定は、とりわけ、商品取引、原点原則、貿易救済措置、投資、知的財産、合法性や機関に関連する問題をうまく取り扱うものである。
それが有効になると、ベトナムとEAEU間の双方向の貿易は2020年に120億ドルに達すると予想され、2014年の4億ドルから急増する。加盟国へのベトナムの輸出は年18〜20％の上昇が見込まれる。
調印式後にメディアによると、グエン·タン·ズン首相は、2年間の双方の交渉チームの努力を賞賛したようだ。
彼はここ数年のベトナムとEAEU加盟国間の伝統的な友情と連携をたたえた。
自由貿易協定(FTA)はベトナム組合とそのような契約に署名した最初の国際的なパートナーとなり、また、この同意は動的なアジア太平洋地域との関係を開発する上で加盟国の戦略的ビジョンを示すことになると述べた。
ベトナムの指導者は、FTAが大幅に二国間貿易、サービス、投資関係を促進し、地域協力を拡大し、各国の経済成長を後押しするのに役立つと判断した。
ASEANの積極的なメンバーとして、ベトナムは約2兆5千億ドルのGDPを持つ6億強の単一市場であるASEAN共同体との提携を強固にするために全力を尽くすと述べた。
ベトナムはベトナムに投資するEAEUの加盟国の企業のための有利な条件を作成して、日本、米国、中国、EUとオーストラリアなどの様々な巨大な市場を利用する恩恵を受けることができるようにFTA交渉をスピードアップすることを表明した。
一方、ユーラシア経済委員会のヴィクトルフリステンコ(Viktor Khristenko)会長は、ベトナムはこの協定との文書に署名した最初のパートナーであり、それはEAEUの歴史的なイベントであるとして、契約の署名で彼の喜びを表明した。
ベトナムはまた、数十年を通じて東南アジア諸国の戦略的パートナーとなっていると彼は述べた。
(http://english.vietnamnet.vn/fms/business/132031/vietnam–eurasia-economic-union-sign-free-trade-agreement.html)
