ホーチミン市政府は、長年の議論の後に、広告の媒体として市の公共バスを使用する1年間の予備計画を承認した。
一部の通勤バスは、客に宣伝する広告者として使用されることになる。新しい収入の流れを生み出し、バスに対する市の多額の補助金を減らすのが目的だ。
補助金を受ける10の路線バスが、この計画の実施に選ばれている。ホーチミン市交通局が今年の3月に市の人民評議会の経済及び予算委員会に送った報告書によると、総収入は約98億ドンに及ぶと予想されている。
もし、この計画が市で運行している2344台のバス全てに適用されれば、バス広告の税金を除けば、1700億ドンの年間総収入を得ると見積もられている。
市政府はバス運賃の補助金に1兆ドンを費やしている。バスの補助金は2011年の1兆3600億ドン(約6090万ドル)から、2012年には1兆4000億ドン、2013年には1兆4700億ドンまで膨れ上がった。
補助金の増加にかかわらず、2014年の乗客数が前年比で4.7%減り、5億9300万になったように、乗客が少なくなっている。
バス通勤者の数は、今年の1月から7月までで前年比の6.1%減った2億7100万人となり、減り続けている。
http://english.thesaigontimes.vn/43773/City-approves-pilot-bus-advertising.html (151102)