年初め9ヶ月のODA実行額は昨年同期比10％増加し、推定41.05億ドルとなった。
計画投資省によると、年初め9ヶ月のODA締結額は35.19億ドルに達し(うち、有償資本協力：34.59億ドル、無償資本協力：0.6億ドル)、昨年同期比の76％となった。
一方、年初め9ヶ月のODA実行額は昨年同期比10％増加し、推定41.05億ドルとなった。
ODAの実行が積極化してきたと計画投資者は述べた。特に国際協力機構(JICA)および世界銀行(WB)の支援によるプロジェクトやプログラムである。
他に、計画投資省はまた世界銀行と協力しODA実行が遅れているプロジェクトを精査するための会議を行った。さらに、日本と協力してODAによる交通運輸プロジェクトの実施にあたり、消極化および汚職の予防対策について検討した。また、アジア開発銀行と協力して、同プロジェクトの再構築を行った。
年初め9ヶ月には、大型ODAをプロジェクトが多くあった。それらは、日本が推定1.476億ドルを供与するベトナムの経済競争力と信用管理能力の向上に関する第2期プロジェクト(EMCC2)や、日本が推定する3.5811億ドルを供与するタイビン1発電所建設プロジェクトや、世界銀行が推定2.517億ドルを供与するベトナム道路管理す維持プロジェクトがある。
しかし、全体的にみると、ODA実行は交通分野、電力分野および気候変動対策に関するプロジェクトやプログラムなどに集中している。
(baodientu.chinhphu.vn 2014年10月02日)
