ベトナムでは一人当たりインスタントラーメンを年間55.1パック消費し、インスタントラーメンの消費量で韓国に続く、世界第2位になったと、韓国の農業・食料・地域省が報告した。
報告された内容によると、ベトナム人はインスタントラーメンを年間55.1パックを食べており、韓国人は年間一人当たり76パック食べているという。インドネシアが3番目、タイが4番目に続いている。
韓国のインスタントラーメン市場は2014年に16.4億ドルに達した。
韓国のインスタントラーメンの増加は、韓国人の独身者の増加によって説明することができる。
昨年韓国は約81万6千トンのインスタントラーメンを消費したと見積もられている。韓国はまた、昨年約3億2千万ドル分のインスタントラーメンを輸出した。
過去3年間で成長率は鈍化しているものの、世界的なインスタントラーメン市場は2007年から年間3.1%成長している。
世界インスタントラーメン協会(WINA)による2014年報告書によると、ベトナムは年間約54億袋を購入しており、中国、インドネシア、インドに続く、世界第4位のインスタントラーメンの消費国だった。
しかし、一人当たりの消費量に基づくと、韓国とインドネシアに続く第3位になった。中国人は一人当たり36袋なのに対して、ベトナム人は一人当たり年間で平均56.2袋消費していた。
ベトナムのインスタントラーメンの消費量は一貫して二桁の速度で成長しており、需要は都市部と農村部の両方で上昇し続けている。
ベトナムでは、2008年から2012までの間に需要は24%近く上昇した。同期間で中国とインドネシアは3%、韓国と日本は5%の増加となっている。
産業貿易省の統計によると、ベトナムには約50社の国内及び外資系のインスタントラーメンの会社と工場がある。
ビナエースコック(Vina Acecook)やアジアフード(Asia Foods)などの主要な会社がベトナムのインスタントラーメン市場を支配している。
ビナエースコックは現在市場の50%を占めており、アジアフードが20%以上のシェア、マサン(Masan)が10%近くのシェアと続いている。中小企業が残りの20%を占める。
食品加工産業は春雨、ライスペーパー、お粥などを含むインスタント製品の広範囲で提供している。スーパーマーケットのインスタントラーメンの価格は一袋あたり2500ドンから10,000ドンに及ぶ。
ベトナムの食品加工産業は、アメリカ、オーストラリア、フランス、ドイツにインスタント製品を輸出している。カナダや、チェコ共和国、スロバキア、ハンガリーなどの東ヨーロッパにも、市場に製品を提供している。
http://english.vietnamnet.vn/fms/business/146341/vietnam-ranks-second-in-world-for-instant-noodle-consumption.html (15111