みなさま、こんにちは。
今日、日本では100円ショップは多くの人になくてはならないお店になっているのではないでしょうか。
私は日本在住中、100円ショップに行けば欲しいものがきっとある、そんな思いでお店に行っていました。実は、その日本の100円ショップがベトナム・ホーチミンにもあることをご存知でしょうか。
ここホーチミンのある程度規模がある均一ショップを3つご紹介します。
ひとつ目は日本でもおなじみ、読者の皆様には特におなじみの広島県出身のダイソーです。こちらはイオンモールの中に入居、ほとんどすべての商品を4万ドン(約200円)で販売しています。連日多くのベトナム人で賑わっています。珍しい雑貨を求め、1つや2つ購入するベトナム人が多い印象です。
ふたつ目は、TOKUTOKUYA(得得屋)です。中心地に近いこちらの店舗は、日本の100円ショップにある商品が多く陳列されています。商品の多くは3万ドン〜5万ドン(約150円〜250円)と先ほどのダイソーに比べ、商品によりばらつきがみえます。ベトナム人やホーチミン在住の日本人らしき人がちらほら来店していました。こちらの店舗ではベトナム人もある程度まとめ買いする人がいました。しかし、商品は陳列されているだけで、パッケージは日本語、品質表示のみがベトナム語なのでベトナム人にとっては一体何に使うのかわからない商品が多いのではないのかと感じます。
最後は、こちらも同じく中心地から近く、先ほどのTOKUTOKUYAからも近い場所にあるHACHI HACHIです。こちらも商品により値段がまちまちで2万ドン(約100円)から高いものだと80万ドン(約4,000円)を超えるくらいバリエーションが多いです。こちらは均一ショップのようで日本商品のバラエティショップのような印象を受けました。お店の紹介文にもJAPAN SHOPと書かれています。お店に入ると「いらっしゃいませ」と日本語で店員が挨拶をします。店内の商品ほとんどすべてにベトナム語で商品説明がされており、TOKUTOKUYAよりもベトナム人のお客さんも多く人気店のようでした。取扱商品も100円ショップのアイテムや、日本のバラエティショップで売っているような商品、さらにはドラッグストアで扱っている商品も多く、私も日本のお店にいるようで楽しく店内を視察しました。驚いたのは、高級刃物の糸切りハサミが売っていたことです。また、店内にキヨスクのような通路にラックを置いて売られている商品もありました。
まだホーチミンに出店するのは早いけど市場にどれくらいニーズがあるのかテスト販売で調査をしたいと思っている企業様様もいらっしゃると思います。
イオンのイベントスペース、日本物産館や日本食レストランまたは、日本人経営のスパなどで日本商品のテスト販売をすることができるのは多くの方がご存知だと思いますが、モダントレードが十分に発達していないホーチミンでこちらHACHI HACHIのテスト販売の場としての検討は面白いのではないかと思います。
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