岐阜工業ベトナム有限会社は、管理職から下のメンバーまで100％ベトナム人スタッフによって運営されているベトナムのソフトウェア企業の小さな子会社の1つである。
この会社は岐阜工業グループの全額日本人所有の企業である。同社は、今後の野心的な計画を実現するための人材を3倍にすることを目指している。
岐阜工業ベトナム(GKV)のディレクターのファム・ディン・ルアット氏は、最近、日本の非営利団体を訓練協力して、HIDA/ AOTSからサクセスストーリー賞を受賞した場所である日本へ、会社を代表して旅行へ行った。
GKVは最近、ビジネスと人的資源の開発におけるその優れた性能のためクアンチュンソフトウェアシティ(QTSC)から2014年のアワードでトップ企業を獲得している。 GKV最新の2つの賞は、その人材育成政策の有効性を証明している。
実際、2011年以来、GKVは、その担当者が100％ベトナム人となっている。 ルアット氏が言うように、グループからの日本の経営者は、現地スタッフを非常に信頼している。
完全にベトナム化
10年前の2005年7月にルアット氏は訓練のために日本に送られた4人のベトナムの従業員の1人であった。
2006年10月に、岐阜工業ベトナムの設立の準備をするために、ベトナムに戻ってきた。ルアット氏は、技術とワークスタイルのトレーニングのために日本に従業員を送り、同社の長期的なプログラムに参加した最初の従業員の1人だった。毎年、4，5人のエンジニアが親会社や他のパートナーによって送られてくるプロジェクトを実施するために、日本に飛んでいる。
このビジネス哲学はGKVが数年間で着実に育て上げた。 2011年の時点で、親会社からのプロジェクトと他の顧客からのプロジェクトをこなすことで、100％ベトナム人スタッフで会社をまわすことができるようになっていた。
今月下旬、7人の従業員のグループが地下ガーダー、建築、橋や船や鋼の建物のトレーニングコースに参加するために日本に行く。研修生のうち3人は、GKVと協業している顧客の施設で働く。 日本での海外研修とは別に、GKVは社内研修プログラムを実施している。
すべての新入社員は、3ヶ月から6ヶ月からトレーニングコースを受ける。彼らは日本語、日本文化、企業のエチケットや品質分析を学習する。 「彼らはすべての時間を勉強で過ごすことになる」とルアット氏は述べている。
彼によると、研修生は作業プロセスに適応するために1年間必要と述べていた。
有効性と開発
GKVの研修プログラムは、20の顧客からの信頼を得ている。
「日本企業は期限と品質を高く評価してくれている。」とルアット氏は述べており、 「当社は、その2つの要望を満たしているため、顧客の信頼を獲得している。」と述べていた。
2007-2011年では、GKVの総収入は、日本の親会社からの委託業務に由来するものだった。 2012年以来、同社は徐々に、直接顧客を獲得し、親会社へ依存度が低下している。
現在では、顧客の60％が親会社からのもので、残りは直接パートナーである。親会社から独立した顧客を獲得できるほどの信頼性を築くことが、成功の鍵である。
しかし、ルアット氏によれば、このような独立性は本当にチャレンジングでもある。 GKVは顧客の信頼創造と市場の拡大を含め、市場で確固たる足場を獲得してきている。 GKVは、今後3〜5年以内に現在の100人から300人へのスタッフを増やす計画である。
「私たちはホーチミン市に加えて、他の地方でより多くのオフィスを開くしようとしている。」「当社では最高の従業員が新人研修の中核を担う。」とルアット氏は述べている。
計画が完全に実施された場合には、ホーチミン市にある同社の本社は、より複雑なプロジェクトを遂行することができるようになる。それほど高くないスキルを必要とするプロジェクトは、地方の拡張機能に任せるようにする。
人員を増やすことで、ヨーロッパやアメリカで新規顧客を求めてさらに同社の拡大計画を進めることができる。 「もちろん、我々はこれらの市場でのプロジェクトを遂行するために、英語に堪能であるチームを持っている必要がある。」「過去8年間で、現地の担当者は、日本の経営者からの信頼を得ることができたので、私はこの目標を達成できると強く確信している。」とルアット氏は述べている。
