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サムスン、ベトナム・ホーチミンで14億ドル規模の工場建設に着工


5月20日、サムスンエレクトロニクスはホーチミン市で、家電製品およびハイテク製品の工場建設に着工した。投資総額は14億ドルであり、面積は70ヘクタールである。この工場は2016年4月に完成する予定で、高級テレビや冷蔵庫、プリンターなどの製品が開発され、生産される。サムスングループの家庭用電化製品の社長、Jongho Kimは、この工場はホーチミン市の労働者約2万人に雇用を創出し、市内の輸出額を1年当たり約30億ドル引き上げると予測している。

科学技術省大臣Nguyen Quan氏によると、サムスングループがベトナムに進出してから、ベトナムの輸出額は徐々に増加している。サムスンは現在までに、ベトナムに130億ドル以上投資した。政府はバクニン工業団地における投資総額30億ドル規模の事業、サムスンディスプレーに対する承認を検討中である。

1995年1月にサムスンエレクトロニクスはベトナムに進出し、ベトナムへの最初の投資はサムスンビナ電子会社の設立である。そして現在ではサムスンエレクトロニクスがベトナムの最大の海外投資パートナーとなった。携帯設備や携帯部品を専門に生産する二つの事業は、バクニン省(SEV)やタイグエン省(SEVT)での展開に成功し、投資総額は75億ドルである。

昨年、SEVおよびSEVTの輸出額は263億ドルにのぼり、全国の輸出総額の17.5%を占め、労働者10万人以上の直接雇用を創出した。2017年までに、ベトナムへ投資したサムスンの投資総額は200億ドルに達すると予測されている。

(kinhdoanh.vnexpress.net2015年5月19日)

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